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2025年度 第1回公開講座

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  • 3月17日
  • 読了時間: 4分

更新日:3月18日

新潟日報みらい大学 2025「ともに創ろう!にいがた ものと暮らしの物語

第1回公開講座「住まう」と「もの」の物語【参加無料】



【日時】4月13日㈰ 13:30~16:00(受付開始13:00)
【会場】新潟日報メディアシップ2階「日報ホール」(新潟市中央区万代3-1-1)
【定員】会場定員200人(抽選)※申し込み締め切り4月4日㈮12:00、応募多数の場合は抽選
    ライブ配信400人(先着)

 


※ご応募いただいた個人情報は新潟日報みらい大学の運営に使用します。
 また、新潟日報社からの各種ご案内に使用させていただく場合があります。 
※視聴ページのURLを第三者に提供することは禁止します。
※ライブ配信を録音·録画·撮影すること、SNSなどへのアップも禁止します。

 


四季折々の自然環境と豊かな風土は、県内に多種多様な伝統工芸を育んできました。「もの」は人々の暮らしを支える道具として、また文化を彩る存在として長い年月の中で磨かれ、受け継がれてきました。これら伝統の「もの」それぞれに物語があります。2025年度の新潟日報みらい大学のテーマは「ともに創ろう!にいがた ものと暮らしの物語」です。前年の取り組みを継続し、伝統の「もの」が持つ物語を学び、その魅力と可能性を共有しながら、私たちの暮らしの在り方について学びを深めていきます。第1回公開講座では「住まい」と「もの」に焦点を当て、基調講演と作り手を招いたトークセッションを行います。


 


基調講演(60分)

「古民家の価値と魅力」


講師/建築デザイナー、カールベンクスアンドアソシエイト(有) 取締役
カール・ベンクス(Karl Bengs)さん




1942年、ドイツ・ベルリン生まれ。絵画修復師の父の影響を受け、日本文化に関心を持つ。ベルリンで建築デザインオフィスに勤務した後、パリで起業。66年、空手を学ぶために日本に留学。以後、ヨーロッパと日本を中心に建築デザイナーとして活動するなかで、とくに日本の民家に強くひかれ、ドイツに日本の古民家を移築する仕事に携わる。93年、新潟県十日町市に自宅(双鶴庵)となる古民家を購入し、再生。99年、カールベンクスアンドアソシエイトを設立。2010年、松代の歴史ある旅館を再生し、「まつだいカールベンクスハウス」と名付ける。現在、日本での古民家再生数は60軒以上。さらに最近では、故郷のベルリンにオープンした「サムライ ミュージアム ベルリン」にて、日本の伝統建築の技術を使って、茶室や能舞台を制作した。

【受賞歴】
2001年 新潟 木の住まいコンクール 入賞
2007年 第2回安吾賞 新潟市特別賞 受賞
2015年 十日町市市制施行10周年記念 感謝状 受領
2017年 平成28年度ふるさとづくり大賞 内閣総理大臣賞 受賞
     カールベンクス古民家ファンクラブ 発足


 

トークセッション(75分)

「住まう」と「もの」 作り手の想い


【加茂桐箪笥】
酒井指物 代表
酒井 裕行(Hiroyuki Sakai)さん

1984年、十日町市生まれ。県立六日町高校を卒業後、早稲田大学理工学部で機械工学に没頭し、自動車メーカーのエンジニアになることを目指す。大学3年の春、ある木工作家の作品との出会いをきっかけに“木”の魅力に惹かれ、「指物師」になることを決意。卒業を目前にした4年生の秋に大学を中退し、京都府立福知山高等技術専門校家具工芸科を経て、日本屈指の桐たんす生産地である加茂市の茂野タンス店に入社。代々受け継がれてきた技術を学び、2014年8月独立。三条市で桐たんすの修理・再生を主とする酒井指物を開業する。2019年、国家資格「1級家具製作技能士」を取得。

 
 【門出和紙】
越後 門出和紙 代表 
小林 康生(Kobayashi Yasuo)さん

1954年柏崎市高柳町門出生まれ。原料の楮畑の開墾から手掛け、1976年、門出和紙生産組合を設立。82年より地域おこしに深く関わり、都市と農村との交流運動、かやぶき家の修復やその利活用を今日まで続けている。85年、清酒「久保田」が発売され、その和紙ラベルは300万枚を超え、その生産が地域雇用を生み出している。2004年、原料の 楮がなりたい(作るより育てる)紙を暮らしの中に提案するため、その拠点である「高志の生紙工房」をオープンさせる。07年、隈 研吾氏設計のサントリー美術館、光壁を中心に全館の壁紙を手掛ける。15年より「五感を豊かに」、 原始の力が未来にも必要と考え「大地の学校」構想の試行に入る。
撮影:坂田辰栄
 
【白根仏壇】
笠井仏壇工芸 代表/漆塗・箔押部門 伝統工芸士
笠井 俊裕(Kasai Toshihiro)さん

1980年、新潟市南区(旧白根町)生まれ。高校卒業後、家業を継ぐため伝統工芸士である父に師事、仏壇・寺院仏具の修復技法を学ぶ。35歳で新潟・白根仏壇の漆塗・箔押部門の伝統工芸士に認定される。40歳の時に代表取締役に就任。現在は主に、県内外からの仏壇・仏具の修理オーダーに対応。先祖代々大切にされてきた仏壇を、丁寧な手仕事で修繕している。地域の小学生に向けた出前授業など、伝統技術の継承に向けた活動も行っている。
 

【コーディネーター】新潟日報社 論説編集委員 山田 孝夫
【司会】フリーアナウンサー 海津 ゆうこさん

 


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