新潟日報みらい大学 2023年度「にいがた 農の未来」第2回公開講座
『次世代農業の可能性』
【日時】2023年8月28日(月)18:00~20:30(17:30受付開始)
【会場】新潟日報メディアシップ2階日報ホール(新潟市中央区万代3-1-1)
【募集】会場:100名、オンライン視聴:400名 事前申込制 先着順
【参加費】無料
米どころであり、全国有数の農業県でもある本県ですが、農業従事者の高齢化や農家数・農業就業人口の減少や産地間競争など農業を取り巻く環境は厳しさを増しています。こうした中、県内各地では課題を乗り越えようと、農業の未来を見据えた取り組みが進んでいます。第2回公開講座は「次世代農業の可能性」と題し、県内各地で農業の新たな担い手として期待される人材の思いやICTを活用した農業などの取り組みを紹介し、次世代へつなぐための農業の在り方や次世代に向けた人材育成のヒントを探ります。
|第一部(18:00~18:50)| 基調講演『新しい農のかたち』
講師
西辻 一真(にしつじ・かずま)さん
株式会社 マイファーム 代表取締役
1982年福井県生まれ。京都大学農学部資源生物科学科卒。2007年 株式会社マイファーム設立。10年農林水産省政策審議委員就任。17年総務省「ふるさとづくり大賞」総務大臣賞。19年兵庫県丹波市立『農(みのり)の学校』を開校し、校長。耕作放棄地の再生や農業人材の育成、地方の農業振興などに取り組む。
|第二部(19:10~20:30)| トークセッション『次世代農業の担い手たち』
持続可能な農業の在り方が模索される中、県内各地で農業の担い手として今後の活躍が期待される農業者や、ICTを活用した新たな取り組みを行う人材が登壇。本県の農業の将来について展望を語り合います。
パネリスト
駒野 亜由美(こまの・あゆみ)さん
有限会社 ホープイン中沢
1978年新潟県長岡市生まれ。新潟県農業大学校卒業後、99年4月有限会社ホープイン中沢入社。2011年6月から代表取締役に就任。約50ヘクタールの耕地で黒紫米やコシヒカリのほか、大豆やオータムポエムなどを生産。「農業の楽しさを知ってもらいたい」と奮闘している。
石塚 康太(いしづか・こうた)さん
NPO法人越後妻有里山協働機構
まつだい棚田バンク担当
新潟県出身。1989年生まれ。国際スノーボード&スケートボード専門学校卒業。
卒業後はJA、生産法人で約10年農業に携わる。棚田の農業、中山間地域と農業の関わりを学ぶため、2020年NPO法人越後妻有里山協働機構に入社。現在は棚田の保全を軸に、農場の管理やまつだい棚田バンクの運営に携わる。
加藤 誉士寛(かとう・よしひろ)さん
有限会社 米八
新潟市南区味方地区で、水稲30ヘクタール、大豆20ヘクタール、麦3ヘクタールを栽培。2005年に有限会社米八を設立。09年から新潟県認証特別栽培米の栽培を始めたほか、10年から育苗ハウスを利用した小松菜の栽培も開始。15年からドローンなどを使ったICT機器の実証を開始。加工用タマネギなどの栽培も手掛ける。
近藤 史章(こんどう・ふみあき)さん
エンカレッジファーミング株式会社
1994年新潟市生まれ。2015年に入社し17年から栽培責任者。農業先進国のオランダの技術と設備を取り入れた2ヘクタールの環境制御ハウス(ダッチライト型連棟温室)で年間約400トンのミニトマトを栽培。ハウス内をGAPやICTを用いて「見える化」を目指す。24年4月には2ヘクタールの全自動レタス栽培ハウスが竣工予定。
西辻 一真(にしつじ・かずま)さん
コーディネーター/新潟日報社 編集局報道部経済キャップ 荒木 崇
司会/フリーアナウンサー 海津 ゆうこさん
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